オパール片手に


体中針で刺される季節なり心臓にさえ来ちゃっていいわ

腕の中で光がゆれてるボーっと眺める

青い日に片足つかった

どれほどかオパール片手に極彩へ

ブロックを崩して漏れ出た内臓を啄んでゆく啄んでゆく

湯がいた孤独を皿に盛る

しがらみを裂いたのレアチーズケーキの上で

蜂蜜さえかなわぬ虚空を染め上げる

風うつつ意識の彼方へ飛行船

真っ白な煙をまとって窓を開け空に浮かべと落下してゆく